渋谷区議会討論制限

渋谷区議会で、本会議で議案などへの賛否の意見を述べる「討論」を、議員1人当たり年間20分以内に制限することが決まりました。
賛成か反対か、正しいか間違っているか、マルかバツか、近年このような二項対立の問題提起をよく目にします。

二項対立というのはわかりやすいですし、わかりやすいことは好ましいです。
しかし、すべての政策にはメリットとデメリットがあり、賛否の判断は容易ではありません。

例えば、待機児童を減らすため保育園を建てたとします。保育園を建てたら待機児童が減るというメリットがありますが、そこにかかる多額の税金はデメリットと言えます。
お金は有限ですので、保育園にお金を使った分、介護に使えるお金が減るといったことが起きるからです。

政治には、このように何を拾って何を捨てるかという、決断がむずかしいものがたくさんあります。
だからこそ話し合いが重要となります。

民主主義の本質は話し合いであり、話し合いを放棄する議会なんてとんでもないです。