文章を書くときに気をつけている2つのポイント

仕事で文章を書く事が増えたため、自分なりの考えや、文章を書く際に注意していることをまとめてみました。
現代社会において仕事のやりとりは口頭ではなくメールが使われることが多くなっており、文章で相手に伝えることの重要性は増しています。

広告やプレゼンなどでも、読みやすい文章を書かなくてはなりません。
読みやすい文章とは、すらすらと読め、理解を促してくれるような文章です。そのために特に重要なのは、「修飾の順序」と「読点のうちかた」の2点です。

1.修飾語の順序

修飾語をどこに置くかで文章の読みやすさは劇的に変わります。学校で習う英文法のように、日本語にも法則があります。

a.修飾語はできるだけ近くに

「私は彼が彼女が公園にいると言っていたと思った。」

こちらの例文ですが、下手な和訳のような文章でとてもわかりづらいですね。
なぜわかりづらいかと言いますと、修飾・被修飾関係にある言葉の位置が離れているからです。この文章ですと、「私は思った」「彼が言っていた」という部分です。
これを修飾・被修飾関係にある言葉を直結させますと、「彼女が公園にいると彼が言っていたと私は思った。」となり、これだけで大分読みやすくなります。

b.修飾語は節を先に

同じ名詞や動詞を修飾する語が複数ある場合、節を先にもってくると読みやすくなります。
「速く走る。」・「汗をかきながら走る。」
どちらも「走る」を修飾してますが、一文にしたときどのようになるでしょうか。
「速く汗をかきながら走る。」
読みにくいし、意味もわかりづらいですね。
「速く」は句ですが、「汗をかきながら」は節です。節を句より先にもってきますと、
「汗をかきながら速く走る。」となり、大分読みやすくなります。
いずれの修飾語も節であったなら、文字数が多いものを先に持ってくるといいでしょう。

2.読点のうちかた

読点のうちかたで、文章の読みやすさ、さらには意味まで変わってきます。

a.読点は修飾語の間にうつ

「このお店に来たことのある人も彼のように、来ていない人もこの肉のことは知っている。」
上記の例文ですと、お店に来たことある人が、彼と同じように肉のことを知っていると読めてしまいます。
「このお店に来たことのある人も、彼のように来ていない人も、この肉のことは知っている。」
このように修飾語の間に読点をうつと、誤読がなくなり、さらに読みやすくなります。
逆に言えば、誤読のおそれがなく、元々読みやすい修飾語が短い文章には読点は必要ありません。
「彼が私にキスをした。」
2つの修飾語が「キスをした」にかかっていますが、読点がなくとも十分読めます。

b.強調したい時にも読点は使える

「私は、彼が彼女が公園にいると言っていたと思った。」
修飾・被修飾の位置が離れていますが、読点をうつことにより大分読みやすくなります。また、文頭にもってきたことで「私は」を強調する意味合いが出てきます。キャッチコピーの中で使われている読点も強調の意味合いがあります。

私も文章を書くのが上手いわけではありませんが、こういったことを意識して文章を書くようになってから比較的マシになったかと思います。